2011年12月26日

クリスマスの王子様(九回目B)


xlinklogo.png季節イベント『クリスマスリンク』作品

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「ふぎゃっ」

背中にぶつかってきた柔らかい感触にエイザが振り返ってみると、
そこには鼻を押さえた褐色の肌の少女がいました。

「大丈夫?」
「ふぁ、ふぁい、平気です・・・」

鼻を押さえているせいか、珍妙な声で答える少女に少し笑って、
エイザはその頭をポンポンと撫でてあげます。

「クリスマスだからってはしゃぎすぎて怪我したりしないようにね」

今日はクリスマス当日。
現在は旅人として仲間とセルフォリーフを旅しているエイザですが、
祭りを見るためにスティルフの街に立ち寄っていました。

「ふぁ……あぅ、ありがとうございます」
「どういたしまして。それじゃあ、メリークリスマス」

手を小さく振ってお別れ、と、エイザは少女に背を向けました。
ですが、そこで予想外の待ったがかかったのです。

「あのっ、もしかして、あなたも旅人さんですか?」
「ん……あー、うん。今はそうだね」

その前は別のことをしてたんだけど、と思いながらエイザが答えると
少女は嬉しそうに両手を合わせてこう言いました。

「それじゃ、ちょっとだけ手伝ってもらえないでしょうか?」


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posted by りの at 03:41| Comment(2) | キータの日記

2011年12月24日

「一体なにが始まるんです?」「第三次世界大戦だ」(九回目A)


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「どうですか、頼んでいたものはできたですか?」

今日のお客様はちょっと不思議な人でした。
マントを羽織って体を隠し、フードを目深にかぶっています。

「はい! できました!!

ですが、どんなお客様でも物怖じしないのがキータの良いところ。
相手の怪しさなど気にも留めずに鋼鉄銛を差し出します。

「今回は自信作ですよ〜。槍作りは得意なんです!」
「・・・はい、良い出来ですね」

鋼鉄銛を受け取り、重さを確かめると、お客様は頷きました。

「これで、もっと頑張って人類を滅ぼせるです」
「はいっ! 頑張ってください!!」

なんかすごいことを言ってるが、キータは気にも留めません。
意味が良く分かってないのは間違いありませんでした。


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posted by りの at 17:06| Comment(0) | キータの日記

2011年12月23日

職人コミュにいると自分の生産技能レベルが高い気がぜんぜんしない(九回目@)


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「だからですね。なかなかの物体で武器を作れる武器職人さんは
 旅人全体で見てもそんなに多くないんですよ」
「そうなんですか?」
「そうなんです」

 最近妙に忙しくなって不思議です。
 様子を見に来てくれていたメリムさんにそんなことを言ったら、
メリムさんがその理由を丁寧に解説してくれました。

 便利な付加効果をたくさん持ってる万能材料・なかなかの物体。
 そのおかげで、職人の需要が急速に高まっているのです。

「ですから今、旅人の間では、なかなかの物体を扱えるような
 腕の立つ職人さんは引っ張りだこになっているんですよ」
「ほわー」


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posted by りの at 12:28| Comment(0) | キータの日記

八回目の更新の話

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今回の更新前後はたいへん忙しくて、色々と大慌てになってしまいました。

街で買えるものから作れる『なかなかの物』の入手が急がれる流れになったので、大慌てで色々と見切りで
買い物やら合成やら作成を行いまくり。初めて伝言での武器作成依頼が来たときには大慌てでした。

嬉しいことに、何度か絵日記で使わせて頂いている、旅商人のアウラルさんのPLみみすけさんが、
ブログでキータを書いて下さいました。ありがたやー!(土下座)

まさか目が線じゃないキータを見ることができるなんて・・・!

そんな嬉しい出来事を原動力に、なんとか更新を頑張ったのですよ。

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posted by りの at 02:17| Comment(0) | 日記

2011年12月13日

妖精さんとお風呂(八回目@)


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「うー、匂いとれましたかねー」

クンクンと腕の匂いを嗅いでみても、自分じゃ良く分かりません。
それでも納得がいかず、もう一回肌を洗うキータです。

ここはスティルフの街にある大衆浴場。
キータは人のいない時間帯にこっそり体を洗いにきたのでした。

「ねぇねぇ、なにやってんの?」
「ひっ、秘密です! 」

その様子を不思議そうに見ているのは、キータが前に戦闘訓練で
お世話になった妖精さん、カラマ・ラニさんです。

たまたまスティルフまで遊びに来たときにばったりとキータに
再会して、お風呂屋さんまでついてきちゃったのでした。


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posted by りの at 23:56| Comment(0) | キータの日記