2011年11月10日

キータ:六回目B


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「完成しました! ファンシーおおかなづちです!!」
「・・・・・・・・・・・・・」

これが田舎で育ったキータにとって、精一杯のファンシーさです。

『ファンシー大金槌』

久しぶりのお客様、ルインさんからのご注文でした。
腕を頑張って振るいすぎてちょっとやりすぎた感のあるキータです。

「どうですか腐乱さん? わたしは可愛いと思うのですが!」
「・・・・・・・・・・・」

無言のまま、ただ首を斜めに傾けるのみの腐乱さんなのでした。


―――――――――――――――――――<本文続き>―――――――――――――――――



「うーん、よくばって色々つけ過ぎましたかね〜……?」

宝石(ガラス)とか星のオブジェとかリボンとか、キータの思いつく限りのファンシーな部品をつけたので、お手入れが大変です。

というか武器と関係ないパーツが多すぎです。

「でもほら、この上にある宝石の部分に鈴とかを入れててですねー。
振り回すとかわいい音が鳴るんですよ?」

キータがブンブン振ると、金槌はチリンチリンと音を出しました。
隠密性とかを積極的に殺しにかかっているひどい武器です。

「・・・・・うー?」
「なにを参考にしたのか、ですか? 子供の頃に聞かせてもらった
おとぎ話に出てきた、魔法少女さんのステッキを参考にしました!」

魔法少女の文化は、田舎の村にまで伝わっているのです。

「腐乱さんもどうですか? いい音がしますよ!」
「・・・ん」

キータからファンシー大金槌を手渡された腐乱さん。

しばし無表情で金槌についたネコの顔を見つめていましたが、
やがてそれをナナメに構えました。

「・・・・・ぷいぷいぷー」

くるくるりん☆とファンシー大金槌を振り回す腐乱さん。



チロリロチン☆















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「ああっ! 腐乱さ〜ん――――――――――ッ!!?」

 なんか変身シーンがはじまりました。







あぶないので作り直すことにしました。

何事も、やりすぎはよくないですね、というお話。



ゲストさん:ルインさん


posted by りの at 10:05| Comment(0) | キータの日記
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